私(西村幸太郎)の一連のブログ記事です。私がどういう人間なのか、どういう活動をしているのか、どんなことを考えているのか、どんな知識やスキルを持っているのか、信頼に足る弁護士か、などなど、たくさんの疑問をお持ちの方もおられると思います。そのような方々は、是非こちらの記事を御覧ください。

きくいもシンポジウム

平成30年12月22日(土),13時~,@コマーレ(福岡県築上郡築上町椎田962-8),「きくいもシンポジウム」が開催されました。

「きくいも」って,みなさまご存知ですか?私は,実は知人に教えてもらうまで,知りませんでした。会でも,まだまだマイナーな野菜ですが…ということでしたので,これから浸透していく野菜なのかなと思いました。そもそも,言葉の響きから「芋」だと思い込んでいましたが,イモ類ではあるものの,花は菊,根元の形はしょうがに似ている珍しい野菜ということです。私も,先日初めて食しましたところ(妻にきんぴらにしていただきました。)思ったよりも甘くて美味しかったです。

そんなきくいも,会のなかで紹介された「ここが凄い!」ですが…

①イヌリン含有量が野菜の中で1番!(ゴボウ10%,キクイモ20%)

②カリウム含量も高い!(生100gあたり…ジャガイモ410mg,キクイモ610mg)

③低カロリー!(生100gあたり…ジャガイモ76kcal,キクイモkcal)

④皮を剥かずに簡単調理。生でも,煮物,揚げ物でも!

⑤栽培しやすく,たくさん採れる!(1aで200kg以上の収量)

凄いじゃないですか。いかにも健康的なラインナップです。実際,食後血糖値の上昇を抑える,血中中性脂肪を低下させる,腸内環境を整える,高めの血圧を低下させるなどといった効用があるとのこと。調理しやすい,入手しやすいというのも魅力的。

きくいもに含まれるイヌリンは,お湯に溶けやすい性質があるため,煮物・汁物などにした場合は,煮汁も飲むようにすると,イヌリンをしっかり吸収できるとのことでした。

このように魅力あふれるきくいも,約30年前に,とある農家が,この味に感動して,中山間に栽培をはじめたということ。時は流れ,近時では,佐賀・福岡を中心に研究が進み,メディアにも取り上げられ,生産量も右肩上がり,その魅力が広まってきているとのこと。築上町は,まさに,町をあげて,「元気」な体,「元気」な街,「元気」な産業の発展に取り組んでいるところです。ただ,会のなかでは,「私たちは,ブームをつくりたいのではない,きくいもを定着させていきたい」という趣旨の発言もあり,このシンポジウムも,その一環として位置づけ,今後益々発展させていく旨の決意も示されていたところです。

築上町は現在,きくいも生産量西日本一となっています。みなさま,盛り上がっています築上町を,どうぞよろしくお願いいたします。

地元の名所「メタセの杜」でのお買い物,ふるさと納税などにも注目していただけますと幸いです。きくいもにもお目にかかれそうですね。

写真は,きくいものレシピと,会で現地販売されていたきくいも。堪能いたします。

弁護士としては,町の産業の発展のため,経営のサポートや,取引関係のリーガルチェックなどでトラブルを防止するなど,今後,機会があれば,何らかお役に立てればいいななどとも思いました。

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ブロガー: 弁護士西村幸太郎

豊前の弁護士です。